国際的な食糧と土地利用分野のNGOであるFOLU(The Food and Land Use Coalition)が2019年9月に発表したレポート「Growing Better report 2019」の中で、世界のフードシステムの年間市場価値は10兆ドル(約1090兆円)であるのに対し、目に見えない負のコストが12兆ドル(約1308兆円)であるとの試算結果が示されました。
そして、何の対策もしなければ、フードシステムがもたらす負のコストは、2025年までに16兆ドル(約1744兆円)まで膨れ上がると警告しています。
レポートではフードシステムを変革するための方策について10個の方策を提言しています。
- 健康的な食事
- 生産性が高くリジェネラティブな農業
- 自然の保護と回復
- 健全で生産性の高い海洋の保全
- たんぱく質供給の多様化
- フードロスの削減
- 地産地消サイクルの構築
- デジタル革命
- 地方の所得改善
- ジェンダー平等と人口
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